メイン | 2009年04月 »

2009年01月 アーカイブ

a000046

新古典主義

新古典主義とは、18世紀後半以降、フランスで見られた古代ギリシア・ローマへの回帰運動を指して使われるようになった言葉である。
他のヨーロッパの国でも同様の傾向に対して使われる。

18世紀前半に発掘されたヘルクラネウムとポンペイの遺跡は、当時の西洋人の古代への関心を高めることとなった。この頃美術評論家ヴィンケルマンがギリシア賛美の評論を書き、各国に影響を与えた。
これらが新古典主義の背景になっている。

それまでのロココ美術があまりに甘美な装飾様式で、絵画等の題材が貴族主義的、退廃的と揶揄され、ギリシア・ローマの古典様式を模範とし、当時なりに解釈し、洗練させた芸術様式が生まれた。

形式的な美、写実性を重視しており、その成り立ちから、新古典主義と呼ばれる。
新古典主義はフランスのアカデミーの主流になっていった。

フランス革命、ナポレオン・ボナパルトの登場によって、古典の英雄主義的な主題はさらに好まれるようになった。第一帝政期の様式は帝政様式とも呼ばれる。